蓼科・八ヶ岳での田舎暮らし

田舎暮らし便り

田舎暮らしレポーター(原村在住 N様)

原村に移住し、私が2年目、妻が1年目です。これから移住しようと考えている方の手助けができればと思っています。そして、将来は多くの方たちと友人としての付き合いができれば、お互い田舎暮らしがいっそう豊かになるのではないでしょうか。

「自宅の菜園で野菜づくりに励む田舎暮らしレポーター」

シリーズ9 気をつけたいこと

原村は場所によっては地下水位が高いところが多いようで、このことは地元で多く手がけた建設業者の方がその対策を講じて工事をしているようです。

全国的に名が通った大手建設会社さんですが雨が降った後、合併浄化槽に地下水が逆流してしまい、ポンプで汲み出す騒ぎになりました。また、基礎工事の際、立ち上げたコンクリートの内側に大きな切株があるにもかかわらず、そのまま砂利で埋めようとしていたのには驚きました。ちなみに我が家では家の周りと敷地の高い方に排水パイプ(集水パイプ)が埋めてあり、このような被害にはあわずに済んでいます。

大企業さんも必ずしも安心とは言えないようですが、地元企業さんでも、敷地まわりに排水パイプを入れずに工事を行い、上棟後、水が湧き出し結局基礎をやり直すという事態になった家もありました。地元業者さんでも全面的に信頼できるというわけではありませんが、少なくても地元で営業を続けていて、社長さんをはじめ社員が地元で生活をしていることは、ある程度信頼できるのではないでしょうか。また、不動産業者にしても建築業者にしても自身の生業に誇りを持ち、誠実にお客様に向き合っているか、ここに業者としての大事な姿勢があるのではないでしょうか。

それを見分ける方法の一つは、トラブルの対応姿勢だと思います。このような自然の多い地域では考えの及ばないトラブルが不動産業、建設業ともにつきものだと思います。そのトラブルにどう対応したかでその業者の誠実度が見えてくるように思います。


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